力を入れた時に筋肉が動くことを”収縮(しゅうしゅく)”といいます。収縮には以下のような種類があります。
- 動的収縮:筋肉の長さが伸びたり縮んだりしながら活動している状態→求心性収縮と遠心性収縮
- 静的収縮:筋肉の長さが一定のまま活動している状態→等尺性収縮
漢字ばかりでよくわからないですよね(笑)安心してください! 以下の例えで考えるとわかりやすいと思います(*^^)v
例として、”上腕二頭筋”と言われる力こぶ💪の動きで考えていきますね。実際にやってみるとわかりやすいと思うので家にいる方はやってみてくださいね♪ ちょっと重たいな~くらいの物でやると尚、わかりやすいですよ( *´艸`)
①床にある荷物を手に取って持ち上げる時に肘を曲げますよね。この時に力こぶが盛り上がって硬くなります。これが求心性収縮といって筋肉が縮む方向に収縮している状態です。
②荷物を手に取った状態から降ろす時は肘を伸ばしますよね。この時は盛り上がった力こぶが徐々に平たくなります。これが遠心性収縮といって筋肉が伸びる方向に収縮している状態です。
③荷物を持ったままだと肘を一定の角度で止めていますよね。この時は力こぶが盛り上がった状態で保たれます。これが等尺性収縮と言って筋肉が同じ長さのまま収縮した状態です。
実はこの収縮の仕方で筋肉への負荷が変わるので、筋トレをやりたいと思っている方は覚えておきましょう(*^^)v 以下にまとめておきますね(‘◇’)ゞ
- 筋肉は長さが縮むとき、伸びる時、一定の時の3パターンで働いている(収縮している)
- 筋肉が縮む方向に収縮する=求心性収縮
- 筋肉が伸びる方向に収縮する=遠心性収縮
- 筋肉の長さが一定のまま収縮する=等尺性収縮